授業紹介    *2014年度以降の入学者の場合

心理学の基礎 | 特殊講義 | 演習・実験演習

心理学の基礎

心理学概論I

この講義では、心理学の各領域を概観することにより、心理学とはどのような学問なのか、理解することを目的とし、「心理学基礎講義A・B」および各領域の特殊講義を学ぶ上で前提となる、心理学の基本的知識を学ぶ。本講義では、特に、認知心理学と発達心理学の領域を扱い、知覚・認知・学習・記憶・言語・思考・動機づけ・感情・発達などの領域を、できるだけ広く網羅する。具体的には、心理学の全体像について概観したうえで、知覚や注意のメカニズム、記憶の理論、思考と言語、動機づけの理論、感情の理論とメカニズム、人間の生涯発達などについて学んでいく。なお、視聴覚教材やデモンストレーションなどを心理学への理解を深めるうえで活用する。

心理学概論II

この講義では、「心理学概論I」に引き続き、心理学の全体像を概観することにより、心理学とはどのような学問なのか理解することを目的とし、「心理学基礎講義A・B」および各領域の特殊講義を学ぶ上での前提となる、心理学の基本的知識を学ぶ。本講義では、特に、社会心理学と臨床心理学の領域を扱い、社会心理学領域の、他者との相互作用における心理的プロセス、他者がいる場面での人の心理過程および行動、さまざまな対人関係、集団の影響など、また、臨床心理学領域の人間理解と不適応や病理という概念、心理臨床的介入などについて幅広く学んでいく。実証科学としての心理学と、実践的学問としての心理学の基礎について学習する。

心理学基礎講義A

「心理学概論I・II」の理解を踏まえ、心理学のさらに広汎な領域に渡る基礎的な内容の講義を行う。この講義では特に生理・神経心理学、認知心理学、発達心理学に焦点を当て、理解を深める。具体的には、心を支える生理学的な仕組み、脳と心の関係、コミュニケーションを支える認知メカニズムについて学ぶ。発達心理学の領域では、乳幼児期・児童期・青年期・成人期・老年期の発達について、認知的側面と社会文化的側面の両面から扱う。「心理学概論I・II」に加え、この講義および「心理学基礎講義B」の理解全体をベースにして、心理学のさまざまな領域に渡る特殊講義へと橋渡しされる。

心理学基礎講義B

「心理学概論I・II」の講義の理解を踏まえ、臨床心理学の領域における基礎的な内容を扱う。精神力動的理論、認知行動理論、人間主義的理論、家族心理学的理論から人間観、適応・不適応の概念を理解し、それぞれの心理臨床的支援の基礎的知識を学ぶ。この基礎講義は、2年次以上で受講が可能な臨床心理学関連の特殊講義の内容を十分に理解できるように、その前提となる基本的な理解を身につけることが目的である。

心理学研究法1

心理学の実証研究に不可欠な統計的知識、データ整理および統計分析を学ぶ。実証研究のさまざまな手法を習得し、心理学研究におけるデータの扱い方についての道筋を示す。この講義においては、心理統計の考え方について触れた後、記述統計および推測統計について、統計的な内容を実際の心理学研究に結びつけながら、数値例などを示しながら学んでいく。

心理学研究法2

心理学の実証研究に不可欠な統計的知識、データ整理および統計分析を学ぶ。実証研究のさまざまな手法を習得し、心理学研究におけるデータの扱い方、さらに、それを論文という形でまとめる方法についての道筋を示す。この講義においては、データ整理、統計分析の実際を学ぶ。さらに、分析結果のまとめかた、論文の書き方について解説し、卒業論文執筆へ向けて基礎的な論文作成技能の習得を目指す。